キーフレーズ
「ハードとソフト。卓越したスペシャリストへ。」
電子情報工学科では、「ハードとソフト。卓越したスペシャリストへ。」をキーフレーズに、
- 電子工学(エレクトロニクス)
- 計算機工学(コンピュータ・LSI)
- 情報通信工学(ネットワーク・システム)
の3分野の基礎をバランス良く教育することを目指しています。
カリキュラム
本学科のカリキュラムは、人間科学科目群(語学・体育・社会学等)に加え、以下の3つの科目群から成っています。
- 情報科目群
- 自然科学科目群
- 対象分野科目群
これら3つの科目群をバランス良く履修することにより、エレクトロニクス・コンピュータサイエンス・コミュニケーションを、4年間で無理なく学習できるように配慮しています。また、演習や実験等も充実しており、実践力も身に付けることができます。
具体的には、1・2年生は主に必修科目として数学、物理、情報の基礎を修得し、3年生は選択必修科目や選択科目により、専門的な内容を選択して修得できます。4年生は、幅広い分野にまたがる3大講座(「研究紹介」ページ参照)から個人の志向や適性に合った研究室を選んで卒業研究を行います。
以上のカリキュラムは、学習・教育目標に基づいて設計されています。
電子情報工学科の技術者像
電子情報工学科は、本学科の教育研究上の目的として、以下の技術者像を定めています。
「エレクトロニクス、コンピュータ・LSI、ネットワーク・システムの3分野にまたがる学問領域について、基礎理論から実践力までをバランスよく習得し、高度な情報化システムを創造できる新しい時代の高度技術者の育成を目指します。また、国際性、社会性、人間性とともに広い視野と教養を持ち、技術に対する倫理や法規を理解した責任ある社会的行動ができ、日本語及び外国語によるコミュニケーション能力を備えることによって、社会の様々な要求に応えることのできる高度な技術者の育成を目指しています。」
この技術者像に基づき、プログラム修了時点の修了生が確実に身につけておくべき知識・能力として以下に示す学習・教育到達目標を設定しています。
電子情報工学科の学習・教育到達目標
電子情報工学科は、4年間の電子情報工学科の教育プログラムを通して、次に掲げる学習・教育到達目標(A)~(H)を達成するための教育を行います。
(A) 広い視野と深い教養を備え、国際性と社会性を備えた豊かな人間 (技術に堪能な士君子) を形成する。
(B) 自然科学に対する理解を深め、情報科学、数学、物理学等の基礎学力を育成する。
(C) 電子工学、情報工学、コンピュータネットワーク(情報通信)の知識や技術の基礎的な素養を深め、応用に関する専門性を獲得する。
(D) 課題に対して、さまざまな知識を統合して解決できる方法を自主的に探る能力を養う。
(E) 制約条件の下に自ら計画を立てて継続的に学習し、結果をまとめ上げることができる能力を養う。
(F) 論理的な記述力、口頭発表力、対話力などのコミュニケーション能力をつける。
(G) 技術者としての倫理、モラル、責任を理解し身につける。
(H) 集団における役割認識や状況に応じた自主的行動力などの、チームにおいて協調して問題解決を行う能力を養う。
JABEE認定
電子情報工学科を含む情報工学部の各5学科は、日本技術者教育認定制度(JABEE)の教育プログラム認定されています。