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電子情報工学入門 (安田 敬)


科目名: 電子情報工学入門 (01) Introduction to Computer Science and Electronics
担当教員: 安田 敬 (大学院情報工学研究院電子情報工学研究系) yasuda@cse.kyutech.ac.jp
情報科目 必修科目 1単位
1年 前期 水曜2限目 2101講義室

授業の概要

前半は、電子情報工学科の研究内容に関連した先端技術をオムニバス形式で紹介する。後半は、指定のテーマについて5-6名で構成された班単位でプレゼンテーションを行う。班分けや具体的な実施方法については、初回のオリエンテーションにおいて説明する。

カリキュラムにおけるこの授業の位置付け

前半に行う先端技術の紹介は、将来どのような進路をめざし、どのような科目を履修すべきかを考える契機となるように提供される。後半に行う班単位のプレゼンテーションは、「情報工学基礎実験I,IIE」「電子情報工学実験I,II」「電子情報セミナーII」「卒業研究」と続く一連の実験・実習科目に向け、自主的な問題解決能力や計画性、協調性を養う最初のアプローチとなる。

授業項目 (授業計画)

(1) オリエンテーション(講義の概要、プレゼンテーションの実施方法)

(2) 電子情報工学科における研究の紹介(概論講義)

(3) プレゼンテーション1回め(5月-6月)「安全教育」

(4) プレゼンテーション2回め(6月-7月)「各種調査とキャリアデザイン」

授業の進め方

学科の研究紹介では、講義内容についてレポートを課す。プレゼンテーションにおいては、1回めは「安全教育」、2回めは「各種調査とキャリアデザイン」をクラス全体のテーマとし、さらに細分化された小テーマを各班に指定する。与えられたテーマについて2-3週の準備期間の間にグループ内で役割分担と打ち合わせを行った後、クラス全体でプレゼンテーションを行う。プレゼンテーションは複数の教員で採点する。

授業の達成目標 (学習・教育目標との関連)

この科目は、電子情報工学科の目標(A)広い視野と深い教養を備え、国際性と社会性を備えた豊かな人間(技術に堪能な士君子)を形成する、(D)課題に対して、さまざまな知識を統合して解決できる方法を自主的に探る能力を養う、(F)論理的な記述力,口頭発表力,対話力などのコミュニケーション能力をつける、に対応する。具体的には、以下の項目を目標とする。

(1) 最先端技術の概要とその意義を理解する

(2) 課題を自主的に理解、調査し、発表できる

(3) グループワークを通じてコミュニケーション能力と協調性を身につける

成績評価の基準および評価方法

講義のレポート点(30%)、2回のプレゼンテーションの採点結果(70%)によって上記達成目標(1)-(3)を総合的に評価する。

キーワード

学科の研究紹介、グループワーク、プレゼンテーション、安全教育、キャリアデザイン、情報収集

教科書

参考書

備考