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組込みシステム技術概論 (小西 直樹)


科目名: 組込みシステム技術概論 (01) Introduction to Embedded Systems Technology
担当教員: 小西 直樹 (大学院情報工学研究院電子情報工学研究系) konishi@cse.kyutech.ac.jp
対象分野科目 選択科目 2単位
2年 前期 集中講義等

授業の概要

家電製品から自動車、産業機器まで、ほとんど全ての電気機器には組込みシステムが搭載されている。これら組込みシステムの現状を知る上で、組込みシステムにおける概要と周辺ハードを制御するシステムの概要から、制御モデルの開発・実装。評価、品質保証などの高信頼化技術についての講義を行う。また実際に開発に携わっている産業界の技術者より開発事例紹介なども行う。

カリキュラムにおけるこの授業の位置付け

この授業は、学部学生と大学院学生を対象とする科目であり、現在の製造業での開発製品の開発から信頼化技術について学ぶ講義で開発支援教育科目である。

授業項目 (授業計画)

(1) 組込みシステムにおける概要(1)(2)(3)(4)

(2) 周辺ハードを制御するシステムの概要(1)(2)

(3) 制御モデルの開発と実装・評価(1)(2)

(4) 品質保証

(5) 機能安全

(6) システムの高信頼化技術(1)(2)

(7)  企業での開発事例(1)(2)(3)(4)

授業の進め方

本講義は16名の講師が上記の講義項目についてそれぞれ1コマずつ担当するオムニバス形式による授業である。PowerPointや配布資料を用いて講義を行い、最後に質疑応答の時間を設け、それぞれの講義内容に関連したレポート課題を与える。

授業の達成目標 (学習・教育目標との関連)

組込みシステムの概要から周辺ハードウェアを制御するシステムの概要、及びシステムの設計・開発やシステムの安全性を保障する機能安全などの考え方を理解する。

この科目は対象学科が掲げる「学習・教育目標」の目標のうち、下記の目標をカバーしている。

(C-2-1) ハードウェアとソフトウェアの関係から動作原理を理解している。

成績評価の基準および評価方法

前項の「達成目標」の達成度をどの様な方法で(試験やレポート等)また各々をどの様な比重で評価するかを記載する。

キーワード

組込みシステム、モデルベース開発、機能安全、品質保証、高信頼化技術

教科書

STARC組込みSW設計(Cコース)

参考書

備考

単位修得者にはSTARCの修了証明書が発行される。