情報工学基礎実験 II E (小田部 エドモンド 荘司)
科目名: 情報工学基礎実験 II E (01) Fundamental Experiments for Information Science II
担当教員: 小田部 エドモンド 荘司 (大学院情報工学研究院電子情報工学研究系) otabe@cse.kyutech.ac.jp
自然科学科目 必修科目 1単位
2年 前期 水曜3限目 水曜4限目
授業の概要
1年で学んだ「基礎物理学I、II」および「情報工学基礎実験I」を基礎知識として、実験を通して物理学を学ぶ。
カリキュラムにおけるこの授業の位置付け
2年後期以降に学ぶ専門科目基礎となる。この科目の前提科目は「基礎物理学I、II」、「情報工学基礎実験I」などである。
授業項目 (授業計画)
- (1) 実験を始める前の注意
- (2) 実験レポートの書き方
- (3) 物理単位
- (4) 実験機器の操作法
- (5) 実験データの処理方法
- (6) 考察の仕方
- (2) 実験レポートの書き方
授業の進め方
グループに分かれた実験形式の授業である。実験終了後、指導教員にデータをチェックしてもらい、その後、各自がレポートを書く。
授業の達成目標 (学習・教育目標との関連)
この授業は、電子情報工学科の学習・教育目標(E)に掲げられている「 制約条件の下に自ら計画を立てて継続的に学習し、結果をまとめ上げることができる能力を養う」ために、物理実験の基礎(物理単位、実験機器の操作法、実験データの処理方法、考察の仕方)を理解し、電子情報工学科の専門科目に取り組む上で必要となる物の見方、及び論理的思考を養うことを目標とする。
具体的には、以下の項目を目標とする。
- (1) レポートの書き方を学ぶ。
- (2) 物理単位について理解する。
- (3) 実験機器の操作法について学ぶ。
- (4) 実験データの処理方法について学ぶ。
- (5) 考察の仕方について学ぶ。
- (6) 与えられた制約条件下で学習する能力の習得する。(制約条件下の学習能力)
- (7) 与えられた課題に対して自主的に学習を行う能力の習得する。(自主的学習能力)
- (8) 課題に対する計画を立てて、継続的に学習を行う能力の習得する。(継続的学習能力)
- (9) 総合的に学習を行い,レポートや論文として結果をまとめる能力の習得する。(総合的学習能力)
- (2) 物理単位について理解する。
成績評価の基準および評価方法
実験をきちんと行ったかどうか、実験中の態度はどうか、及びレポートによって評価する。すべての実験を行い、レポートを提出することが前提である。さらにすべてのレポートが提出されていても合計点が60点未満であれば不合格となる。
キーワード
実験、測定、測定器、物理単位
教科書
指導書を生協で販売する。